飲食店情報サイト「食べログ」で評点(星の数)を下げられ客が激減したとして、焼き肉チェーン店「韓流村」が損害賠償を求めた裁判では、「食べログ」(カカクコム)側に賠償金の支払いが命じられました。

法律的な解釈につきましては、私たちのようなマーケター(集客代行者)が論ずるところではありません。

しかし、「韓流村」の客が減り経営にダメージを受けた真の原因は「食べログ」ではなく「韓流村」にあることを、この記事を読んでいるあなた(社長・集客担当者)は忘れてはなりません。

確かに「韓流村」の顧客が激減したことは「食べログ」を運営している企業(カカクコム)に評点を下げられたことに起因しています。しかし、真の原因は「韓流村」の集客体制にあったと推測できるのです。

今回の記事では「韓流村」は常日頃からどのような集客体制をとっておくべきだったか?そして、あなたの企業が集客手段を1つに限定してはならない理由について詳しくお伝えしていきます。

集客の手段を1つの媒体に依存していては危険なのは、どの業界・業種にもあてはまることです。そのため、中小企業の社長・集客担当者は今回の記事を読み、すぐにでも集客手段を見直すことをオススメします。

ビジネスにおいて最も危険な数字は『1』

ビジネスにおいて最も危険な数字は『1』

これはアメリカのある有名なマーケター(集客代行者)が発したビジネスにおいての金言です。リスクに備えろ!という意味で、現在の集客手段が1つだけなら最低でも2つ以上にするようにということなのです。

韓流村は2019年5月に食べログが実施したアルゴリズムアップデートにより評点を下げられたことが原因で、食べログ経由で入ってくる売上が7割減ったことを理由として今回の訴訟を起こしています。

しかし、マーケターである私からすれば、「何甘えたこと言ってんの?他の広告媒体には力を入れないで、集客の手段を食べログに依存しているからこんなことになるんじゃないの?」というのが正直な感想です。

おそらく、韓流村にはマーケターという職業の人間が1人もいなかったのでしょう。もし、私のような職業の人間が韓流村にいれば、このようなことは絶対に起きなかったと強く断言できます。

マーケターであれば集客体制が食べログに依存している事実を見抜き、集客手段をぐるなび・ホットペーパーグルメ・Googleマップなどに分散、リスクに備えた集客体制を取ることを提言していたことでしょう。

これにより食べログが評点のアルゴリズムを何度変更したとしても、韓流村は食べログに依存していた時よりも集客において大きなダメージを受けることがなくなり、売上が急激に減り慌てることもなくなります。

また、マーケターによる集客手段の分散の提案はオンライン(インターネット)集客だけにはとどまりません。

チラシ・DMなどのオフライン媒体を使っても集客できる体制を整えておくこと、ニュースレターを発行することで常日頃から顧客との関係をしっかりと築いておくことを迷うことなく提案していたことでしょう。

このように集客手段を複数持っていれば、何かあった時に慌てる必要がなくなります。慌てる(訴訟を起こす)時間など無駄でしかなく、その時間は新たな集客施策を考えるために使うことだってできるのです。

食べログでの集客がダメになったら、オンラインならぐるなび・ホットペーパーグルメ・Googleマップなどに、オフラインならチラシ・DM・FAX DM・チラシ動画などに広告費を費やせば良いだけの話なのです。

大切なことは、(今回の話で例えると)あなたは他社の広告媒体である食べログ・ぐるなび・ホットペーパーの各サイトを利用することで、あなたのビジネスの集客や商品/サービスの販売をしているということ。

これは、他社(サイト運営会社である食べログ)のサービス内容(評点のアルゴリズムアップデート)を変える権利は、あなたではなく相手側(食べログ側)にあることを意味しているのです。

まとめ

今回は「韓流村に学べ!絶対に集客手段は1つに頼るな!」についてお伝えしました。

あなたのビジネスの集客手段はいくつありますか?

オンライン(インターネット)だけ、オフライン(チラシ・DM・FAX DM・ニュースレター・チラシ動画)だけ、他社からの紹介(大手からの下請け)だけといったことはありませんか?

ビジネスにおいて最も危険な数字は『1』

アメリカの有名なマーケター(集客代行者)が言ったこの言葉を今日からは絶対に忘れないでください。あなたが今、何不自由なく使っている集客方法は、明日突然使えなくなるかもしれないということです。

私たちは韓流村に起こった悲劇を忘れてはいけません。軽んじてもいけません。現在のあなたの主な集客手段が1つだけなら、韓流村のような悲劇があなたの企業を襲うことは十二分に考えられるのですから…。