営業トークを属人化している時点で、あなたの会社の“敗北”が始まっている
「ウチには優秀な営業がいる」
「ベテラン社員の人脈とトークで、ここまでやってこられた」
「社長のオレが営業すれば、これからも何も心配ない」
──そう胸を張る社長や管理職は少なくない。
だが、その慢心こそが、会社の成長を妨げる
最大のボトルネックになっていることに気づいていない。
いま、あなたの会社の売上は──
ごく一部の営業社員の“話術”に、過度に依存している状態だ。
では、その社員が突然辞めたら?
競合に引き抜かれたら?
あるいは、予期せぬ病気で半年間休職したら?
──その瞬間、売上は間違いなくガタ落ちする。
それなのに、あなたの会社は今、そんな“爆弾”の上にあぐらをかいている。
まず、はっきりと言っておく。
属人化された営業トークに頼るビジネスとは、
毎日、地雷原の上で商売をしているようなものだ。
社員がいつその地雷を踏むのか、
そして、それがどれほどの被害をもたらすのか──誰にもわからない。
にもかかわらず、社長をはじめ社員全員が、
無防備のまま笑顔でその地雷原に立ち続けている。
それが、いまのあなたの会社の姿である。
営業の話し方ひとつで売上は上下する
「製品・サービス力には自信がある」──結構。
「営業資料は、常に最新の内容にアップデートされている」──素晴らしい。
「導入実績もある」──確かに強みになるだろう。
だが、それだけでは売れない。
なぜか?
“伝え方の質”によって、結果は180度変わるからだ。
現場を見れば一目瞭然だ。
同じ製品を扱っていても、営業社員によって成約率はまったく異なる。
✔︎ 資料を読み上げるだけで終わる営業社員
✔︎ 相手の課題を丁寧に引き出す営業社員
✔︎ 成功事例を交えて説得力ある提案ができる営業社員
──この差が、受注額・商談スピード・継続率・顧客満足度、
すべての結果を左右している。
にもかかわらず、多くの企業では営業トークが“我流”のまま。
属人的な経験則に頼り、ノウハウは口伝え。
マニュアルも仕組みも存在しない──
これでは、営業の質にバラつきが出て当然だ。
むしろ、成果が安定してでるほうが“奇跡”と言える。
属人営業に依存したままの経営は、
いわば「ピッチャーが1人しかいない野球チーム」で
甲子園を目指しているようなもの。
そのエースが故障すれば、すべてが終わる。
そんなチームが勝てるはずがない。
そして──それが今の、あなたの会社の姿だ。
営業トークを動画にせよ──優秀社員のしゃべりを“資産”に変える
では、どうすればいいのか?
答えは、じつにシンプルだ。
営業トークを動画にして、“誰でも再現できる型”として残すのだ。
まずは、今あなたの会社で最も成果を出している営業社員の
「商談トーク」を録画することから始めよう。
台本を用意する必要はない。
プレゼン資料を画面に映しながら、
それを実際に説明する様子を、そのまま記録すればいい。
やり方は簡単だ──
・社内の会議室で、スマホやパソコンを使って録画する
・録画した動画を、クラウドストレージサービス「Dropbox」にアップロード
・パスワード付きリンクを設定すれば、セキュリティも万全
・月額2,400円で、社内で共有できる「営業トーク動画ライブラリ」が完成する
そして、顧客から問い合わせが来たら──
・技術資料
・スペック表
・会社パンフレット
これらに加えて、「営業トーク動画」も一緒に送るのだ。
たったこれだけで──
✔︎ 会社全体の信頼度が飛躍的に向上し、
✔︎ 営業トークの“質”が全社で統一され、
✔︎ 商談化率・受注率・利益率が軒並み改善される。
さらに、新人営業であっても、
“売れるトーク”をそのままコピーして使えるようになる。
つまり、あなたの会社は
「属人化した営業」から「再現可能な仕組み営業」へと進化するのだ。
しかも、営業社員の労働時間も大幅に削減できる。
売上が上がり、利益も増え、働き方までもが改善される。
──これをやらない理由など、どこにも存在しない。
動画は、“営業社員のクローン生成装置”である
営業トークを動画化すれば、
“エース営業マン”を10人に増やすことも夢ではない。
給料も休暇もいらない“営業の分身”が、
24時間365日、あなたの代わりに働き続けてくれるのだ。
この発想がない会社は、
これからも「気合いと根性」に頼った営業を続けるしかない。
──まるで、竹やり1本で戦車に突撃するような、時代遅れの戦い方だ。
もはや営業は、人力の勝負ではない。
企業の勝敗を分けるのは、たった一つ。
それは──「どれだけ“再現可能な仕組み”を持っているか」である。
あなたの会社も、今日から変わることができる。
やるべきことは、たったひとつ。
今もっとも成果を出している営業社員の「トーク」を録画するだけだ。
台本も、特別な準備もいらない。
いつものプレゼン資料を使って話してもらえばいい。
その動画を社内で共有すれば、全社員が使える“営業資産”ができあがる。
エース営業が不在でも、急な病欠でも、競合に引き抜かれても──
動画があれば、いつでも・誰にでも・何度でも、“確実に”伝え続けることができる。
この環境を整えた瞬間、あなたの営業チームは、“属人化”から解き放たれる。
“しゃべり”を資産に変え、売上を「仕組み」で積み上げるステージに進めるのだ。
さあ──今こそ、属人営業から脱却せよ。
営業力を「個人の能力」に頼らず、「仕組み」で再現できる状態にすること。
それこそが、組織の真の競争力となる。
そしてその力こそが──
半導体企業が、この激戦市場を生き抜くための
唯一にして、もっとも確実な営業DX戦略である。