コロナ社会の到来により、オフライン集客ができなくなった、上手くいかなくなった企業の多くがランディングページ(LP)を使った集客をスタート、またはスタートさせようとしています。

しかし、現在の日本のほとんどの社長・集客担当者がホームページとランディングページの違いについて、そして、自分たちの企業にランディングページが向き・不向きなのかがしっかりと理解できていません。

今回の記事はランディングページの意味、ランディングページとホームページとの違い、どのような商品/サービスがランディングページに向いているのか?について詳しくお伝えしていきます。

他のサイトでは全く触れられていないことを書いているので、あなたがランディングページを使った集客でお悩みの場合、ランディングページを使った集客をスタートさせたいと考えている場合はご覧ください。

ランディングページの意味、ホームページとの違い

ランディングページはあなたの商品/サービスを購入・利用してもらうために作成するものです。例えば、あなたが販売している商品を新築の一戸建て、会社所在地は佐賀県佐賀市としましょう。

あなたの見込客は佐賀市で販売されている新築一戸建てを購入するために、Googleの検索窓に「新築 購入 佐賀市」と入力し検索します。

しかし、あなたの企業のホームページは全く表示されません。検索順位の1~3位までを「SUUMO」「at home」「スマイティ」などの業界大手のポータルサイトが独占しているからです。

「新築 購入 佐賀市」と入力・検索した結果

これではあなたの企業名を知っている人が指名検索(あなたの企業名、例えば「〇〇不動産」と直接入力し検索すること)をして、ホームページを見た場合にしかあなたの集客/売上アップの実現ができません。

佐賀市で新築一戸建てを探していて、まだどの企業から買おうか決めていない見込客(「新築 購入 佐賀市」と入力・検索するような人)に対して、あなた自慢の新築一戸建て商品のアピールができないのです。

このような問題を抱えている中小企業の社長・集客担当者の悩みを解決するためにランディングページは存在します。

ランディングページを作りネット広告(Google広告・Yahoo!広告など)を使い上位表示することで、あなたの商品/サービスを多くの見込客に知ってもらうことができるのです。

これにより「新築 購入 佐賀市」と検索するような、今まであなたの企業の名前を知らなかった見込客の多くをあなたの企業が取り込むことができるので、あなたの商品/サービスの集客の実現につながるのです。

ランディングページと広告の効果は素晴らしい

また、ランディングページはホームページとは違いコンバージョン(資料請求や問い合わせなど)を獲得しやすいというメリットもあります。

ランディングページとホームページを比較するとわかるのですが、ホームページについてはサイドバーをクリックすると他のページを見ることができますが、ランディングページにはサイドバーがありません。

これは、ランディングページをクリックした見込客に、寄り道をせずにそのままコンバージョン(資料請求・問い合わせ)して欲しい、という意図を持ってランディングページを制作していることが理由なのです。

ランディングページはどんな企業にオススメ?

ランディングページを使った集客は高額商品・サービスを販売している企業に適性があります。不動産・リフォーム・工務店・外壁塗装・塾・フィットネスクラブ・クリーニング業などあげればキリがありません。

反対に低額商品・サービス(コモディティ化されている商品/サービス)を販売している企業にはあまり向いていません。(日用品、例えばカップラーメン・100円ボールペン・コピー用紙などを販売している企業)

LPを使う集客は個人情報(名前・メールアドレスなど)を登録してもらった見込客に何度もセールスをするビジネスモデルなので、低額商品・サービスではLPの制作費・ネット広告の運用費の元が取れないからです。

そのため、あなたがランディングページを使った集客に取り組みたいのであれば、あなたの企業が販売している商品/サービスの中で最も高価格、またはコモディティ化されていないものを選ぶ必要があります。

コモディティ化(日用品、例えばカップラーメン・100円ボールペン・コピー用紙・スポンジなど)されている商品/サービスですと、見込客に価格を比較されてしまうため、最後は価格競争となってしまいます。

価格競争になると最後は競合他社に負けてしまうので、ランディングページではあなたの商品/サービスの強みをしっかりとアピールしていきましょう。

まとめ

今回は、ランディングページの意味、ランディングページとホームページとの違い、どのような企業にランディングページがオススメできるかについてお伝えしました。

日本でもランディングページの重要性が企業間で話題になり5年近くが経ちますが、ランディングページについて正しい知識を持っている社長・集客担当者は現在でもごくわずかです。

そのため、あなたがランディングページの意味、適性のある商品/サービスについてしっかりと理解することができれば、業界内のランディングページ集客で一人勝ちをすることだって可能です。

もし、あなたの周りにランディングページを制作することについて「ホームページがあるから必要ない」などと否定的な考え方をする人がいる場合は、今回私がお伝えしたことを教えてあげてください。

これからは質の良いランディングページを制作できる企業だけが集客/売上アップに成功する時代となります。ランディングページを作ることをしないような企業では集客/売上アップの実現など期待できないのです。